赤ベコ 瀬戸内国際芸術祭2013へ その① - 2013.03.13 Wed

赤ベコ、瀬戸内国際芸術祭2013が開催されるということを聞いた。
「瀬戸内海の島はすんごく、田舎だよ。
東京みたいに、美術を鑑賞したり楽しむ文化もない。
美術・工芸・服飾・デザインの学校もないから、
作品を生み出す人もいないでしょう。
瀬戸内海の島で芸術祭やったって、あんまり意味ないよ!」

まぁ、一回くらいは、
製作現場を見ておくのも悪くないかなぁ~と、
軽い気持ちで小豆島へGo!

小豆島で製作現場に入って、びっくり!
赤ベコの「アート」の概念がぶっとんだ。
「田舎の島で芸術祭を行っても、意味がない」
ってのは、時代遅れ。とっても凝り固まった考え方だったんだ!!
福島県の自然と同じように瀬戸内海の島々に、
数え切れない魅力がつまっているんだなぁ~。
と、シミジミ。

そもそも、なんだろう。
「地域おこし」なんて、一言では説明しつくせない。
「作品製作」「作品鑑賞」とも、また違うんだよなぁ。
地域の人たち、ボランティア、アーティスト、
作品を通して出会ったみんなが製作者。
地域の人たちが、一緒になって地域の特色を生かした
作品を生み出している。
「こんにちは」「今日は、どこまで進んだ?」
「疲れているだろう。ちょっと一杯、お茶をのんでいきなさい。」

作品製作の過程で、地域の人々と日常を共にするなかで、
作品作りを通し、自分も作品の一部になっていく。
う~ん、なんともミラクル。
町や村の人たちと汗を流し、一緒に地域の良さや言葉、料理や自然に
触れる、楽しむ。

芸術家が作った完成品ではなくて、
みんなで作っていく初めからがプロセス、
交わされる挨拶から料理、島の風景と自然、
人々が流した汗と笑顔まで、
一瞬いっしゅんのすべてがアートなのだ!!

今回は、ここまで。赤ベコの瀬戸内海への旅はまだまだ続く・・・

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● COMMENT ●
瀬戸芸へようこそ
ブログへのコメントありがとうございます。
製作過程の小豆島へ訪れていたんですね!
春、夏、秋と季節を通した瀬戸内海の島々の魅力を楽しんでくださいね♪
製作過程の小豆島へ訪れていたんですね!
春、夏、秋と季節を通した瀬戸内海の島々の魅力を楽しんでくださいね♪
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東北とはまた違う「まったりのどかな」感じが好きで3年前に私も四国高松に帰ってきました。
なかでも島のひとたちのやさしい気配りは3年前の瀬戸内国際芸術祭のときに感激したおぼえがあります。
また、ゆったりとした時間をアートとともに過ごしてください。